アラジントースターを購入して半年が過ぎたので使い方などレビューしてみる。グリル最高!

アラジントースターでパンを焼く

半年前のことだ。約10年使ってきたトースター(2,980円)が急逝したことにより、急遽我が家へ新たなパン焼きマシーンを迎え入れるハメになった。

同じ価格帯の安物トースターをAmazonで探し始めたところ、My Wifeが「アラジントースターが欲しい」などと言い出した。なんでも、あの人気ドラマ「逃げ恥」にちょろっと出てきていたらしい。全話一緒に観てたけど全く気づかなかったっつーの。

すぐに値段を調べる。

約1まんえん。高ぇ。

10年以上生き、パンを焼き続けてくれたアイツは3,000円もしなかったのに。

しかし……俺は気になってしまった。逃げ恥に出ていたというステータスは全くどうでもいいが、1万円を超えるトースターはどれだけ美味しくパンを焼いてくれるのか。

Amazonの購入者レビューを漁ったところで、どうせ本当の価値はわからない。だからもう買って試すことにした。

購入から半年が経ち、すっかり俺の生活に馴染んだアラジントースターちゃんを今回は皆様に紹介したい。

べ、べつに妻のお願いを聞いて買ってあげたわけじゃないんだからね。

アラジントースターとは

アラジントースターは、遠赤グラファイトという食材を素早く高温で焼くことができるヒーターを備えたトースター。

ヒーターの立ち上がりが非常に早く、100℃から280℃まで温度を調節できるので、パンをカリモフ(外はカリカリ、中はモフモフ)に焼くには最適……だと思って買った。

アラジントースターには2種類ある

アラジントースターには、「アラジン グラファイトトースター」と「アラジン グリル&トースター」の2種類(色はどちらもホワイトorグリーン)がある。

どちらもタイマーが15分まで、温度調節機能が100℃から280℃までという点は同じだが、違う点がいくつかあるので説明しておく。

アラジン グラファイトトースター

「アラジン グラファイトトースター」は、参考価格が13,824円、Amazon価格で約1万円ちょい(記事投稿時)。消費電力は1250W(グラファイトヒーター:670W×1、石英管:570W×1)。

こちらは網目のつくりがスカスカなベーシックタイプ。主にパンだけ焼ければ良いという人向けの製品だろう。付属品などを考慮するとアラジン グリル&トースターが完全上位互換なので、パン以外の色々な食材を焼きたい人向けではないと思う。

アラジン グリル&トースター

「アラジン グリル&トースター」は、参考価格が19,980円、Amazon価格で約15,000円(記事投稿時)。消費電力は1300W(グラファイトヒーター:650W×1、石英管:325W×2) 。俺が買った時は16,000円ちょいだったので少し安くなってるね……泣

網目が細かく小さいものでも問題なく載せられるだろうという点と、グリルパン2種・グリルネット1枚が付いている点が決め手になりこちらを購入した。

どちらか購入を迷っている人がいるなら、絶対にこのグリル&トースターをオススメする。パンを焼く以外にも色々な使い方ができるからだ。

アラジン グリル&トースター購入→開封→初焼きまで

アラジントースター開封時

アラジン グリル&トースターは、丁寧に梱包された状態で届く。
網は届いた後に取り付ける仕様だが、誰でも2秒で設置可能。
難しい組み立て作業は一切ございませぬ。

アラジントースター設置時

購入したのはもちろんホワイト。家電は白が好きなの。
デザインはシンプルでレトロチックだけどかわいらしい。
(この温度調節のツマミ、使い慣れたらもう手放せないんです。)

アラジントースター網設置時

アラジン グリル&トースターの網は、目が細かく構造が美しい。
パンだけじゃなく、ビザやナゲット、唐揚げ、ポテトなんかもそのまま置いて焼ける。
奥行きが広いので、大きめなパンだって余裕で入りますぞ。

アラジントースターでパンを焼く

初焼きはもちろんパンでした。(パスコのマフィン、美味しいよ)
温度調節によって好みに合うカリカリモフモフな焼き加減に仕上げられる。
同じパンでも何度も違う条件で焼いたりすると楽しい。

アラジントースターを余すことなく使い倒したいならグリルは必須

アラジントースター付属のグリル

アラジントースターには、パンを焼く以外の楽しみ方もある。

グリルを使い冷めた惣菜や揚げ物を温めると、焼きたて、揚げたてと同じような状態にすることができる。温まるまでがとても早いので、手抜きをしたい主婦や単身者にとって相当な戦力になることだろう。

もちろん、少し手の込んだ料理に使うこともできる。表面がカリッカリのグラタンを作りたい時などにはうってつけだ。

付属のグリル、グリルネットは「アラジン グリル&トースター」を買わないと付いてこないので要注意。

(※グリルの写真は記事投稿日に撮ったもので、開封時のものではありません。)

アラジン グリル&トースターを実際に使ってみての感想、オススメの使い方など

安物のトースターと比べてどれだけ美味しいパンが焼けるのか、を確かめるためにアラジントースターを購入してみたわけだが、結果的には大正解だった。

アラジントースターで焼いたパンは、外はカリカリ、中はモフモフで段違いに美味い。温度設定にもよるが、薄めのパンであれば2分も経たずに美味しく焼き上げることができる。せっかちな俺にとって、この「焼けるまでの早さ」は本当にありがたかった。

パンの焼き時間と焼く温度は、カリモフのバランスを考えて設定してみるとうまくいく。例えば外はカリッカリ、中はほとんど焼かない状態にしたければ200~240℃、2分~程度で焼く。パンの厚みによって温度と時間を調整すると良い具合に仕上がる。

Amazonの批判的なレビューにチラホラあったパンの焼きムラに関してだが、俺個人としては気になったことが一度もないし、製品の個体によって差が出ているものもあると思うので何とも言い難い。途中でひっくり返さなくても、温度と時間の調節で好みに合わせて焼き上げるのは簡単だと思う。

スーパーやパン屋で買ってきたパンを焼く以外に、コンビニ等で買ってきた惣菜パンを焼き直すといった使い方もできる。メロンパンを220℃でほんのちょっと焼くとカリモフになって美味しくなるし、サンドイッチは表面をカリカリに焼いたほうが絶対に美味しくなる。高温ですぐに焼けるから、手間や煩わしさも感じない。

また、アラジン グリル&トースターの付属品であるグリルは、ピザやナゲット、唐揚げ、ポテトなどをサッと焼きたい時に重宝する。買ってきた惣菜を温め直したい時、冷めた揚げ物を焼いてカリっとした食感を取り戻したい時などにも役立つ。ハンバーガーを低温で焼き直すといった使い方もオススメだ。

特に手抜き料理の頻度が多い人は、絶対にグリル付きを買ったほうがいい。アラジントースターは、パンを焼くためだけに使うのは勿体無いから。

まとめ:購入を悩んでいる人へのメッセージ

アラジントースター購入前はパンなんてどのトースターで焼いても大差ないだろうと思っていたが、全然そんなことはなかった。

アラジントースターのおかげでパンをより美味しく食べられるようになった。グリルのおかげで手抜き料理のレベルが上がった。生活の質がちょびっとだけ上がったね。

もっと安くてソコソコイケてるトースターがあったとしても、俺はアラジントースターを買ってよかったとハッキリ言える。

最後に、アラジントースターを買うかどうかお悩み中の人へメッセージを送るよ。

本当は欲しい、そう思ってるのにまだ悩んでいるのかい?
別に無理して買う必要はないけれど、悩むほどの値段でもないだろう?
15,000円ってさ、1年間毎日使えば1日40円程度だよ?
欲しいならさっさと買っちまえ(煽)

アラジングリル・トースター ホワイト(グリル付き)