YouTubeで、第三者が作成したコンテンツをパクりまくってアホみたいに稼いでいる奴らがいることをご存知だろうか?
YouTubeの収益化について
アフィリエイトを少しかじっている人なら当然知っていることだが、YouTubeは自分のアカウント内にアップした動画の再生数や、広告のクリック数などに応じて収益が得られる仕組みになっている。
収益はだいたい動画再生回数×0.1が目安。広告のクリック率を高める工夫で1/10を超えることはあるし、逆もある。一握りの大物ユーチューバー以外はこれくらいとのこと。
ここからは、収益化したアカウントを持っている前提で話していく。
パクリ動画って収益化できるの?
おそらくほとんどのYouTube視聴者は、YouTubeはオリジナルコンテンツしか収益化できないと思っているか、アドセンスによる収益化のことすら知らないだろう。
日本での大物ユーチューバーといえばヒカキン氏が最も有名かと思う。
彼はボイスパーカッションや商品紹介といった独自コンテンツで収益化している。
その他の例では、自分の子供や飼っているペット・料理やお菓子動画・商品紹介系動画や身を削った炎上コンテンツで集客する強者もいる。
その一方で、テレビ番組や映画・アニメ・音楽などのオリジナルコンテンツは著作権利者以外の動画はたいてい削除されるはずなのに、明らかにアウトな動画を権利者以外の人間が収益化しているモノもある。
結論から言えば、第三者のコンテンツであっても収益化することはできる。
ただ、ノーリスクではないので確実にできるわけではない。
第三者のコンテンツはどのように収益化するのか?
第三者のコンテンツを収益化するのに必要なポイントは、主に以下の3つ。
・著作権が親告罪であることを利用したモノ
・事実の伝達を利用したモノ
・音楽は絶対ダメ。映像のパクリは基本的にはダメ
これらのポイントを抑えていれば、たとえパクって編集した動画であっても収益化が可能。
当然、ある日突然消されるリスクあり。
親告罪であるということは、著作権的にグレーだとしても権利者に利益があれば削除申請される可能性が劇的に減る。
要は宣伝になってればうるさく言わないでくれる方々がいるということ。
ニュースなどの事実の伝達や報道は、扱い方によっては著作物としてみなされない特性を利用する。
映画やアニメ、テレビ番組は基本的にはダメ。
映像を極限まで劣化させて番組名を隠したり、縁を作ってその中で動画が流れるようにしたり、テロップを入れたりと小細工をすることでくぐり抜けられる場合はある。
もちろん、全ての動画を収益化できるわけではない。
YouTubeにアップする際のフィルタに引っかかると収益化できない。
音楽や映像の類は、何の細工もしていないとほぼこのフィルタに弾かれる。
タイトルやサムネイルにNG要素があれば弾かれる。
収益化できた編集パクリ動画は、運がよければ長期間稼ぐことが可能。
正当な権利者の申し立てを受けるとあっさり消える。当然だけど。
具体的な手法1:ラジオの音声抜き+写真
ラジオから音声抜き出し、関連性のある適当な写真に抜いたラジオ音声を付けて編集した動画を見たことがあるのではないだろうか。
まるごとアップするのは完全にアウトらしいので、抜粋して報道の体裁を装っている。
視聴者からするとまともな動画はないのだけれど、著名人の一言、旬なキーワードとの絡み等でアクセスを爆発的に増やすことができる。タイトルと動画のサムネイルだけ凝っている、というのが特徴的。
この手法はどうやら消されづらいらしい。
チャンネル内のカテゴリーを統一してファンを装うことで通報されづらくしたりと、1日でも長く小遣いを稼ぐためのノウハウが詰まっている。
アカウントを何度も削除されている者もいる
「検証」の名のもとに色々と危ないネタに色々手を出し、
YouTubeのアカウントを何度も削除されている者もいる。
やりすぎるとアカウントどころかアドセンスを剥奪されるが、
親戚などの名前を使ったり、携帯の名義を増やしたりと
アドセンスのアカウントを増やす裏ワザ的なものを駆使する輩もいる。
よくもまぁそこまでやるなと関心する面もなくはないんだけれど、検索の邪魔になるゴミをまき散らすのはいい加減やめてほしいよね。このゴミ全部消滅しねぇかな。