34歳のBBAが年下に恋しちゃうマンガ「きょうは会社休みます。」が面白すぎた

34歳のおばさんと21歳のイケメンの恋愛は成り立つのか?

2014年10月から綾瀬はるか主演でドラマ化が決まったマンガ『きょうは会社休みます。』の原作の面白さを、できるだけネタバレなしで読みたくなるよう伝えてみたい。

きょうは会社休みます。原作あらすじ

主人公の青石花笑(あおいしはなえ)33歳は、典型的な男っ気のないマジメなOLとして生活していた。

そんな中、同じ職場で働く12歳年下のイケメン田之倉くんとたまたま話すきっかけを得て……という夢みるオバサンが大層喜びそうなシチュエーションで物語は始まる。

そして、彼氏いない歴34年めに突入する花笑の誕生日に事件は起こる。

会社の飲み会の帰り、ひとりぼっちでバーに寄る花笑。
そこへ別ルートで帰ったはずのイケメン田之倉くんが現れる。

バーでの会話の流れから年齢を聞かれ、今日が誕生日であることを告げる花笑。
田之倉くんは花笑がオバサンであることを気にせず、オシャレに誕生日を祝ってくれる。

年下イケメンに優しくされ有頂天気分のまま迎えた翌朝。
花笑は、ふたり仲良くベッドインしている状況で目を覚ます。

全く記憶がない花笑はテンパり、とりあえずその場を逃げ出す。会社を休み一時的に逃げようするが、田之倉くんから連絡がありその日すぐに会うことに。

昨夜の記憶が曖昧な花笑に対し、田之倉くんは『昨夜はしちゃったこと』『付き合うことになったこと』を告げる。

とまどいながらも年下のイケメンと付き合うことになった花笑だが、遅すぎる初恋には様々な障害が待ち受けていた。

続きは原作マンガ買ってどうぞ。

『きょうは会社休みます。』の読書感想文

世間一般的に「彼氏いない歴33年」の女性はどう思われるのだろう。

ブスで性格に問題があって余ってる女?
いつまでも理想の王子様を待ち続けている女?
男を選ぶ基準が高すぎて婚期を逃してしまった女?

プラスイメージを持つ人はほとんどいないかもしれない。

主人公の花笑は「彼氏いない歴33年」という設定だが、恋愛経験がないブスでもなく、また何か重大な欠陥があって売れ残ってしまったオバサンでもない。

素直・優しい・純潔といった男に好かれそうな要素を複数持ち「こんなババアなら結婚したい」と思わせるくらいの魅力的な女性だ。

花笑は、きっとどこにでもいるような不器用だけどマジメで上手に生きるのが苦手な女性。恋愛経験が全くなく、とにかく男慣れしていない。

そんな女性が、12歳も年下のイケメンと急接近し、意図的ではないがヤ●マン女も真っ青のスピードで初体験をしてしまう。

リアルな世界であれば「酔った勢いでやっちまった」で終わる話かもしれないが、21歳のイケメン田之倉は本気で33歳のオバサンに恋をしていたのだ。

ふたりだけのラブラブ話が始まるのかと思いきや、花笑を口説き始める会社社長・朝尾の出現でこの恋はどうなっちゃうのぉぉ!

と、まぁ世の女性が食いつきそうな典型的なシンデレラストーリー。

時折、恋愛経験の乏しさから出る言動にイラっとくる瞬間もある。
だけど、純粋でまっすぐでアホな花笑をなんだか応援したくなる。

彼氏のことを想うあまりメールひとつ送るのに考えこむ。
気遣いすぎて彼氏を傷つけてしまう……などなど
不器用っぷりをこれでもかと見せつけて読む者の血圧を上げてくれる。

そんな不器用な彼女を爽やかで男気のあるフォローで支える彼氏・田之倉くん。
女性、とくにババアお姉さんであればこんな彼氏が欲しくなるのではないだろうか。

熟しきった大人のドロドロ人間ドラマを好む汚れた人にはオススメできないが、懸命に生きてきた間に忘れてしまったあの頃のピュアなサムシングを感じたい人はぜひどうぞ。